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 ラバーダムとは?
普段雨が降っているとき、私たちは傘を差したり、レインコートを着たりして身体が濡れないようにします。

歯科医院で治療を受けるとき、歯科医は治療内容によってラバーダムと呼ばれる「歯のレインコート」をあなたの歯に装着することがあります。

ラバーダムは弾力があり、ゴムのような材料で作られています。

ラバーダムを装着する為に先ず初めに、これから治療をする歯のためにラバーダムに穴をあけます。

それからメタルホルダーという器具にラバーダムを取り付け患歯に装着します。このメタルホルダーは、デンタルクランプと呼ばれるものです。そうして、右の図のように処置をしようとする歯(患歯)だけをしっかりと隔離します。

ラバーダムをすることによって、他の歯への影響を防ぎ、唾液などからも濡れないようすることができます。また、削ったりしたときの歯の破片などが口の中に入り込んで間違って飲み込まないようにもすることができます。 こうすることで、歯科医師は、処置がやり易くなり、患者も快適に治療を受けることができます。

まさしくあなたのレインコートと同じようにラバーダムは、あなたを守ると同時に、歯を濡れないようにしているのです。