単独歯のインプラントの治療手順

単独歯のインプラント治療は二段階を経て行います。最初の段階でインプラントを埋め込みます。二、三ヶ月後、歯肉の下に埋め込まれたインプラントが骨と一体化したところで次の段階に移ります。インプラントを再び露出させ、その上に人工の歯を取り付けます。

手術の際はリラックスさせるために、笑気ガスや鎮静剤を使用します。それから麻酔を施します。

歯肉を切開し、歯槽骨に穴をあけインプラントを埋め込みます。埋め込まれた後に二、三針縫合します。術後二、三ヶ月でインプラントが周りの骨組織と密着します。

第二段階は手術によりインプラントを露出させることから始めます。再度歯肉を切開し、歯肉をめくって、インプラントを露出させます。

それから新しいクラウンを作る治療が始まります。症例によって手順は異なりますが、まず歯型をとることから始めます。それから、この歯型により人工歯が歯に適合するよう精密に製作されます。最後はインプラント上部に人工歯を装着します。

治療後は家庭でのケア、及び歯科医師による定期検診とクリーニングが大切になります。