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歯痛の原因は何でしょうか?

もしあなたの歯が痛み出したなら、下の表を使ってその原因を探ってみてください。
注意:これらは、歯の痛みの原因を診断するのではありません。なぜならそれは歯科医師の仕事だからです。

もし歯科医に相談があれば、医師に細かくあなたの状況を伝えなければなりません。どのくらい痛いのか、いつから痛むのか、どこが痛むのか、どのような状況で悪化したり歯の痛みが和らいだりするのか、このようにして医師にどのくらい深刻な問題であるかを伝えることが必要です。

症状
状態
治療法
噛んだ時、鋭い歯の痛みを感じる 虫歯、歯の破損、詰め物がゆるむと、噛んだ時に鋭い痛みがおこります。神経がある歯髄層が感染している可能性もあります。 歯の痛みのもとを検査して、原因を追求する。もし感染症を引き起こしている場合は、根管治療(根っこの掃除)が必要となります。
持続的にズキズキと歯が痛み、圧迫感や腫れを感じる 歯や歯肉、骨に感染し、膿瘍(膿のこと)ができている可能性があります。 歯科医院に行くまでの間、アスピリンなどの痛み止めを服用してください。そして、歯科医院で原因を調べます。
上の歯、顎に不快感がある。鈍い痛みがある 副鼻腔に感染した可能性があります。副鼻腔は上顎とつながっているからです。

また歯軋りによりおこる場合もあります。

副鼻腔が感染しているかどうかのを検査します。そして薬(痛み止めと 副鼻腔専用薬)を処方します。これらはとても効果があります。

もし歯の痛みの原因が歯軋りのためなら、歯科医師にご報告ください。

頭や首、耳に痛みがある。 歯髄に感染がある場合、その歯の痛みは頭痛に変わることもあります。しかし他にもこのような痛みの原因はあります。

顎関節症がこの様な痛み方をする事があります。

その歯の痛みが歯に関するものなのか、それとも顎関節に関するものなのかを調べます。そして治療法を選びます。
歯科治療を受けた後、歯が過敏になった。 一時的に歯が過敏になることは、通常の反応です。歯髄の中の神経が不安定になっているだけです。 歯の痛みは4〜6週間でおさまるはずです。それでもおさまらなければ医師に連絡してください。
熱いものや冷たいものにふれると痛みが生じ、またすぐ和らぐ。 詰め物がゆるんでいるか、または歯肉がゆるんでいるのです。歯根の一部またはほとんどが剥き出しになっていると歯が過敏になるのです。 知覚過敏用の歯磨き粉を使って数週間様子をみてください。やわらかい歯ブラシを使い、円を描くように歯を磨き、歯肉を傷つけないようにします。そのようにしてもまだ知覚過敏が続くようならば歯科医にご連絡ください。
熱いものや冷たいものを食べると一本から数本の歯が長時間にわたり痛む。 虫歯又は破折による損傷を受けている可能性があるのです。 クラウン又は根管治療が必要なので歯科医院に連絡してください。

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