歯科用救急箱はあなたの家にありますか

わたしたちは衝突、損傷、破折といった日常の急なトラブル時に対応出来る様、多くの人々がバンドエイド、アイスパック、包帯などを家に携えます。しかし、もしあなたのクラウンや詰め物が外れた場合、あるいはあなたの子供の乳歯が損傷した時や歯列矯正用のブラケットが壊れた場合そして、急に歯が痛くなった場合はどうするでしょうか？そのためには、歯科救急箱を自宅で常備する事が大切ではないでしょうか。それには次のものが含まれています。

•   クローブオイル、緩和装置
  
•   ピンセット
  
•   歯科用ミラー（歯科医にどこで買えるか尋ねましょう）
  
•   脱脂綿（こちらも歯科医にどこで買えるか尋ねましょう）
  これらを、ファスナー付きのかばんにいれておきましょう。
  
•   ワセリン
  
•   歯科用フロス
  
•   柔らかい歯科用ワックス
  
•   あなたの歯科医の電話番号とあなたの保険データ
  

歯の救急処置の場面を想像してお読みください。

詰め物が外れた場合

激痛が伴う場合があります。もしあなたが何も痛みがないならば単純にその周辺を清潔に保ち、できるだけ早く歯科医に見せましょう。でも、もし痛みがある場合は、きれいなピンセットで脱脂綿を使ってクローブオイルに少し浸け、歯に取り付けます。ただ押し当てるだけではいけません。歯の穴に脱脂綿を詰めておきます。これによってあなたが歯科医に行くまでの間、痛みを最小限にくいとめます。しかし絶対に歯や歯肉にアスピリンを詰めないように注意してください｡アスピリンは酸性の薬でヒリヒリします｡
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クラウンやかぶせ物が外れた場合

表面を覆うクラウンやかぶせ物の内側にワセリンをぬり、やさしく歯に戻します。それから出来るだけ早く歯科医に見せましょう｡

歯列矯正用ブリッジのワイヤーが壊れた場合

矯正用のワイヤーが突き出した不快感を最小限に抑えるためには、いくつかの方法があります。先ず、デンタルワックスで先端を覆います｡このワックスは矯正歯科医院で手に入れることができます｡もしワックスを持っていない場合は、少し多めのシュガーレスガムで代用できます。

もし歯が抜けた場合

もしそれが乳歯ならば心配はいりません。しかし、もし永久歯ならば、歯を水のみですすぎますが、ゴシゴシ磨かないで下さい、その歯を傷つけてしまう事になります｡その歯の周りには歯根膜という組織が付着しています｡それを取り除かないように気をつけましょう｡この歯根膜を残すことは大切です｡そしてそれをぬらしたガーゼか、清潔なタオルにくるんで保管する必要があります。
次によい歯の保管場所としては、乾燥させないために、口の中の頬と歯肉の間です｡しかし、もしそれが不可能ならばコップに入れた牛乳の中に歯を入れましょう｡
とにかく、どこに歯を保持しようと、できるだけ早く歯医者へいきましょう。もし歯が抜けてから30分以内ならば、おそらく歯を再植、つまり残すことができるでしょう。

もし歯が取れてしまったり、緩くなってしまった場合

歯科医院に直ちに行ってください。歯科医院にて応急処置を施します。

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