食後の処置が虫歯予防の鍵になります
プラークとは、食後、歯の表面に形成される粘着性のあるバクテリアの薄皮で、口の中にさまざまな問題を引き起こします。虫歯、歯周病、口臭など、あなたの歯にとって良いものは一つもありません。
プラークを歯の表面からなくそうとする時は、食べ物のことに加えて、気をつけないといけないことが多くあります。次のことについて考えてみましょう。
- 何回食事をするか - 炭水化物が含まれた食べ物を食べると、必ず歯を溶かす酸が発生します。炭水化物が多く消費されると、それだけ歯を傷つける、多くの酸が発生することになります。
- 食べ物の特徴 - クラッカーやポテトチップスのような食べ物は、歯の隙間に突き刺さりやすいです。レーズン、フルーツロール、フルーツスナックそしてグミキャンディーもまた同じです。
- 口の中に長い間残った食べ物 - クッキーやグラノーラのような棒状の食べ物はゆっくりと溶けていき、長い時間酸を発生し続けます。
- 食べ方によっても違います - 食事と同時に、炭水化物を食べると少量の酸しか発生しません。なぜなら、食事中は唾液の量が増えるからです。唾液は食べ物のかけらを取り除くだけではなく、酸性と歯を守るミネラル分とを中和させる働きがあります。飲み物もまた食べ物のかけらを取り除くのに役に立ちます。
物を食べた後、できる限り食べかすをきれいに取り除くことが一番大切です。フロッシングやブラッシングできれいにすることが理想的ですが、次のような一時的な歯の清掃もありますので、試してみて下さい。
- シュガーレスガムを噛む。これは唾液の量を増やし、歯から食べかすを取り除きます。
- フッ素溶液で約1分間口をゆすぐ(液を飲み込まないように注意する)
- 水で口の中をゆすぐ
- ニンジンスティックやセロリのような繊維質の野菜を食べる