根管治療を行うタイミング
             
            歯根が虫歯に侵されると、根管治療を行うことによって自分の歯を守る事ができます。ではどのようにして歯根が虫歯に侵されていることが分かるのでしょうか? 幾つかのテストがありますが、それらは 
            
              - 冷たさや熱さに敏感になる 
              
 - 痛みや腫れがある 
              
 - 口の中に嫌な味が残っている 
              
 - まったく症状はあらわれない 
            
  
            などがあります。 
            歯の組織には、外側にエナメル質があり、その中に象牙質があります。  
              歯の中心には歯髄があります。これは歯髄腔のなかにあり、神経組織から成り立つ組織の事です。 
            一般的に奥歯には歯根が2〜3本あるのに比べ前歯には一本の歯根しかありません。 
             どのようにして、歯は虫歯に侵されるのでしょうか? 
              虫歯が進行すると、虫歯菌が歯髄まで達します。その虫歯菌が原因で歯髄が死んでしまいます。その後にはそこに膿が溜まり、結果、歯に空洞ができます。これが膿瘍とよばれる歯根の先にできる病気です。  
            歯に対する衝撃によっても、歯髄は死んでしまう事があります。一度死んでしまった歯髄は自らで完治する事は出来ません。それにますます悪くなる可能性を帯びています。それに、歯の免疫システムを破壊することもありますし、この事によって体全体のバランスが崩れてしまう事にもなります。こうなると、歯の痛みは耐えることが出来ない位になります。以前は歯根のこのような症状には、抜歯での処置しか出来ませんでしたが、現在は根管治療をする方法があります。 
              
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