カルシウムがあなたの骨と笑顔を強くするということがわかりました
カルシウムは、基礎となる顎の骨を強くすることによって、あなたの歯を一生保ち続けるのを助けます。これは、骨の強さと口腔内の健康とは、直接つながっているということを、更年期の女性2599人による大規模な調査の結果生じたものです。
1988年から1994年までの間、アメリカのある大学の調査隊によって行われた調査の中で、35歳以上の骨粗鬆症の女性(カルシウムの摂取量の不足によって起こる)の中の86%は歯周病にかかっているという結果が出ました。
調査隊は、顎骨中のミネラルの含有量が少ないと、歯肉組織を侵し、歯を支える骨組織が縮小し、歯周病菌と対抗するバクテリアを弱らせると推測しました。進行した歯周病は、しばしば歯を緩くさせ、やがて歯が抜けてしまいます。
歯周病は骨粗鬆症のバロメーターになります
"歯周病と診断された人々は、骨粗鬆症にかかっている危険性は極めて高いでしょう"と言われています。骨粗鬆症は、アメリカで2000万人以上の、主として女性に多く影響を及ぼしています。カルシウムやその他のミネラルが不足して、骨が弱くなっている人は、この病気にかかりやすいのです。
"もし、これからの研究で、骨粗鬆症と歯周病との関係が強いと証明されれば、歯科の治療中に骨粗鬆症の診療も同時に行う事が出来る。そうする事によって歯周病の予防にもなる。"とも言われています。
"カルシウムと骨の関係がはっきりするのはまだ先のことですが、これら2つの病気の掛け橋になるでしょう"とも断言されています。
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