働く人の約10%が睡眠中の一時的な呼吸停止に悩んでいます。この症状は睡眠中に10秒ほど息が止まってしまう病気で、改善しないと、危険な病気につながってしまいます。
いびきには精神的な原因がある
一緒に寝ている人には、ただのうるさいいびきにしか感じませんが、この症状にはいったいどんな実態があるのでしょうか?
人間は寝ているとき筋肉が緩んでいます。舌の筋肉もゆるんでしまい、気道(喉の空気が通る道)をふさいでしまいます。空気の通り道が狭くなって空気は今までよりも早く行き来するようになり、いびきに聞こえてしまいます。
この様な状況を見過ごさないでください。
就寝中のいびきはとても深刻な健康の問題です。いびき中の呼吸停止はもっと深刻な問題です。
気道がふさがった状態では、血液中に酸素が不足し、その結果、脳が息をするように命令を送り、呼吸が復活します。
いびき中の呼吸停止は夜中断続的に続き、就寝中は寝起きを繰り返し朝にはとても疲れてしまいます。この病気は頭痛、だるさ、日中に眠くなる、日中の活動に支障をきたすなどの問題を併発させます。
いびきを最小限に抑えるためには
- もし肥り気味なら少しダイエットを心がけてください。
- 鼻の通りをよくして下さい。
- 寝室を暗く、静かな、快適な環境にして下さい。
- 就寝前の飲食は控えてください。
- 就寝前2~3時間前は激しい運動は避けてください。
- 就寝前4時間以内は、アルコールや睡眠薬の服用を避けてください。
- 就寝前4時間以内は、カフェイン、ニコチン等は控えてください。
もし自分が睡眠中に無呼吸していると感じたら、ただちに歯科医師に相談して下さい。