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特 別 記 事
どのような歯磨き粉を購入すればよいのですか?
近頃、薬局やスーパーなどでも多くの種類の歯磨き粉が販売されているので、どれを使えばよいのか悩んでしまいます。選択の基準として、あなたがお口のケアーで何に重点を置いているかを考えて選んでみてください。それは歯石コントロールでしょうか、ホワイトニングでしょうか、歯肉炎との戦い、それともエナメル質の保護でしょうか、重曹、過酸化水素、又はそれらが入っていないものでしょうか、天然の材料、又は最新の抗菌剤を使ったものでしょうか、フッ素入りのものでしょうか。

青、緑、白、赤のストライプの歯磨き粉が欲しいですか。ペパーミント、スペアミント、クールミント、フレッシュミント、シナモンミントの味がするものがいいですか、ジェル状、練り歯磨き、液状、クリーム、パウダー、どのようなものがいいですか。

歯科医でさえ困惑すると言ってもいいほどです。どれぐらいこの新しい歯磨き粉業界は大きくなっていくのでしょうか。

歯磨き粉の役割
歯磨き粉の主な役割の一つとして、粒が粗いものや研磨作用のあるものを除いては歯をきれいにするという役割があります。バクテリアと唾液の中に混入されているバクテリアが歯や歯肉にくっつき虫歯や歯周病になることからも守ります。もしバクテリアが歯面に付着し続けていると、それが黄色い硬い歯石になります。歯石は、歯科医師や歯科衛生士の手によってでしか取り除くことはできません。

Note:
人によっては、歯垢が人よりも多く歯に蓄積する体質をもった方がおられます。そういった方は歯石予防の歯磨き粉を選んで下さい。

虫歯予防
歯磨き粉は歯をきれいにするだけでなく、虫歯の予防にも役立たなければなりません。フッ素配合の歯磨き粉は、虫歯を予防する働きがあります。

歯磨き粉の種類について
もし、あなたの歯肉が後退したら、それが原因で象牙質が露出し知覚過敏症になります。そんな時は、知覚過敏専用の歯磨き粉もあります。

あなたの選んだ歯磨き粉で最大限の効果を出すためには、少なくとも2分間の正確な歯磨きが必要です。そして、その歯磨き粉で炎症ができたり、口の中が傷ついたりしたら、使用を止めて、歯科医の診察を受けてください。

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