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 乳歯のケア
乳歯が生えたら直ちに歯と歯肉を湿らせたガーゼできれいにして下さい。

子供が歯ブラシを嫌がらなくなったら、特に柔らかい毛のハブラシで一日2回歯を磨いてください。子供が歯磨き粉を飲み込まないようになれば、歯磨き粉を使って歯を磨いてください。

フロッシングを毎日行い、特に歯が隣接している場所は念入りに行ってください。7歳から10歳位まではしっかり磨けているかを毎回チェックしてあげてください。それからは定期的にチェックしてあげてください。

染め出し液を使ってチェックしてあげるのも良い方法です。赤く変色した所を子供に見せる事によって、子供がどの部分に歯垢が溜まっているか確認することが出来ます。

フッ素は赤ちゃんの歯にとってはとても大切な予防手段です。歯科医師によってはフッ素を歯面清掃後に塗布することもあります。

赤ちゃんの歯で最も危険な症状はボトルマウス症候群です。この症状はミルクやフルーツジュースなどからの糖分が引き起こす虫歯です。予防法対策として、水が入ったボトルを赤ちゃんに与えるなどしてこの深刻な虫歯から守ってください。そして食事が終わったら歯肉と歯をきれいにしてあげてください。

子供は物まねをして覚えます。大人が正しい歯の磨き方をやって見せてください。あなたの子供が、健康な口腔衛生を保つのは、大人がまず手本を見せてからです。
家庭でしっかりお子様の歯のチェックをして下さい